PROJECT

 

現在残席が少なくなっており、カンフェティでの販売を一時中止とさせていただいております。

チケットご希望の方はこちらからお申し込みください。

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大石将紀サクソフォンリサイタル
「30年の時の深み」細川俊夫生誕70周年記念コンサート

日時:2025年1月30日(木)19時開演
会場:ゲーテ・インスティトゥート東京 (東京都港区赤坂7-5-56)
入場料:一般4,000円 学生2,000円(25歳以下)(当日はそれぞれ500円増し)

 

チケット

カンフェティ http://confetti-web.com/@/saxoishi

050-3092-0051(平日10:00~17:00)(8月22日発売開始)

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主催 サクソフォン×邦楽器×現代音楽実行委員会
共催 ゲーテ・インスティトゥート東京
助成 公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京【東京ライブ・ステージ応援助成】  公益財団法人 野村財団
協力 野中貿易株式会社 ショット・ミュージック株式会社

 

細川俊夫:

日本民謡より「黒田節」(2004)
独奏ソプラノサクソフォンのための「3つエッセイ」(2016/2019)
笙とサクソフォン(ソプラノとテナー)のための「明暗」(2020/21)
ソプラノとアルト・サクソフォンのための「3つの愛のうた」(2006)
ソプラノ・サクソフォンとハープのための「弧のうた」(1999/2015)
テナー・サクソフォン、ピアノ、打楽器のための「ヴァーティカル・タイム・スタディ」II (1993/94)

ルチアーノ・ベリオ:セクエンツァⅦb(生誕100周年)
武満徹:ディスタンス

出演者:
大石将紀(サクソフォン)
宮田まゆみ(笙)、吉野直子(ハープ)、田口智子(ソプラノ)大宅さおり(ピアノ)、葛西友子(打楽器)

小㞍健太(ダンス)、白石雪妃(書家)

 

細川俊夫生誕70年、また「明暗〜細川俊夫サクソフォン作品集」のリリースを記念した本コンサートでは、1990年代初頭の「ヴァーティカル・タイム・スタディ」から2020年代初頭の大石の委嘱作品「明暗」まで30年にわたる細川のサクソフォンのための作品と、細川が大きな影響を受けた武満徹、そして2025年に生誕100年を迎えるルチアーノ・ベリオの作品をお聴きいただきます。さらに書家の白石雪妃、ダンスの小㞍健太を迎え、細川作品演奏への新たなアプローチに挑戦します。

 

サクソフォンによる沈黙へのカリグラフィー
細川俊夫

大石将紀は、私が最も信頼し、尊敬する音楽家である。完璧なテクニックを持ち、驚くほど豊かな音楽性に恵まれたこの音楽家は、フランスの古典音楽から現代の最先端の音楽に至るまで、スコアを知的に精密に読み取り、どんな微妙なニュアンスも逃すことなく、その音楽の本質を捉え、繊細に優雅に、そして力強く演奏していく。サクソフォンという楽器は、大石将紀の存在によって新しい「いのち」を与えられている。

私の音楽は、音による沈黙という画布へのカリグラフィー(書)である。音の形(旋律のライン)は東洋の毛筆で描いたような曲線を持つ。そのアイディアは、日本の古代の音楽、特に仏教の声明や雅楽からヒントを得た。また東洋の書では、描かれた線ばかりではなく、その線の背景にある白い余白にも深い意味を持たせている。書家は、線を描くときに、同時にその背景の余白の存在を考えている。私の音楽の線(ライン・旋律)は、沈黙の画布から生まれ、再び沈黙へ帰っていく。音だけではなく、音が生まれる場所、消えていく場所をも同時に聴いていただきたい。

大石将紀プロフィール
サクソフォン奏者としてクラシック音楽、特に現代音楽のジャンルで活躍し、これまでに数々の日本初演を手がける。
東京藝術大学卒業、同大学大学院修了後、03年に渡仏しパリ国立高等音楽院に入学。サクソフォン科、室内楽科、即興演奏科を全て最優秀の成績で卒業後、08年帰国。現在は国内を初めヨーロッパやアジアにおいて音楽祭の出演、リサイタルの開催、また音楽院等でマスタークラス等を行っている。第13回佐治敬三賞、令和元年度文化庁芸術祭レコード部門優秀賞受賞。現在大阪音楽大学特任准教授、エリザベト音楽大学客員教授、東京藝術大学、洗足学園音楽大学講師。
24年「明暗〜細川俊夫サクソフォン作品集」がオーストリアのレーベルKairoよりリリースされた。

細川俊夫
1955年、広島生まれ。1976年より1987年までベルリン、フライブルクで作曲をIsag Yun, Klaus Huberに学ぶ。日本の代表的な作曲家として、オペラ、オーケストラ、合唱、室内楽を世界各国で発表する。ベルリンフィル、ウィーンフィル、クリーヴランド管弦楽団、NHK交響楽団、ザルツブルク音楽祭、ルツェルン音楽祭によって作品を発表する。オペラ「班女」(エンクサンプロヴァンス音楽祭初演)、オペラ「松風」(モネ劇場初演)、モノドラマ「大鴉」(ルクセンブルク初演)等は、世界各国で上演され、すでに50回以上の上演回数をもつ。現在、武生国際音楽祭の音楽監督。東京音楽大学、エリザベト音楽大学客員教授。2022/23シーズンは、チューリッヒ・トーンハレオーケストラのコンポーザーインレジデンス。主要作品:オーケストラのための「循環する海」(ザルツブルク音楽祭委嘱)、ヴァイオリン協奏曲「祈る人」(ベルリンフィル委嘱)等。

 

 

 

 

 

 

 

 

「距離と感触 サクソフォンと箏のコンサート」

松戸公演 2022年12月14日(水) 19時開演(18時30分開場) 松戸市民劇場
甲府公演 2022年12月16日(金) 19時30分開演(19時開場) 桜座

全席自由 2,000円(前売り) 2,500円(当日)

チケット取扱い
【松戸公演】
カンフェティ (公演コード:J27343)
・森のホール21チケットセンター 047-384-3331(営業時間:午前10時~午後7時 月曜日休館 月曜日が祝日の場合は翌日)

【甲府公演】
カンフェティ(公演コード:J27344)
・桜座 kofu@sakuraza.jp 055-233-2031

出演
大石将紀(サクソフォン)
日原史絵(箏)

演目
入野義郎「協奏的二重奏」
山田検校「時鳥(ほととぎす)」
小出稚子「骨」サクソフォンと箏のための
ジュリアン・マロセナ「距離と感触」
宮田耕八朗「キビタキの森」
ジョン・ケージ「ドリームズ」
バリー・コッククロフト「Rock me ! 」

 

 

サクソフォンと箏、国も違えば歴史も違う。葦と弦の振動。2つの異なる楽器の響き合う距離と感触。
このコンサートは松戸市出身のサクソフォン奏者大石将紀がサクソフォンと邦楽器のための作品を作曲家に委嘱し発表するプロジェクトで生まれた作品2曲を中心に、山梨県甲州市出身でパリ在住の箏奏者日原史絵とともに演奏する古典から最新の音楽を、2つの楽器についてのお話と共に聴いていただくコンサートです。
2つの楽器が合わさった時の音の響きをお楽しみください。

 

 

出演者プロフィール

大石将紀
千葉県松戸市出身。サクソフォン奏者としてクラシック音楽、特に現代音楽のジャンルで活躍し、これまでに数々の日本初演を手がける。東京藝術大学卒業、同大学大学院修了後、03年に渡仏しパリ国立高等音楽院に入学。サクソフォン科、室内楽科、即興演奏科を全て最優秀の成績で卒業後、08年帰国。その後は国内を初めヨーロッパやアジアにおいて音楽祭の出演やマスタークラス、リサイタルを行っている。所属する「東京現音計画」で第13回佐治敬三賞を。2枚目のソロアルバム「SMOKE」が令和元年度文化庁芸術祭レコード部門優秀賞受賞。現在大阪音楽大学特任准教授、東京藝術大学、洗足学園音楽大学講師、エリザベト音楽大学特別講師。www.m-oishi.com

日原史絵
山梨県甲州市出身。箏、三味線奏者。邦楽器のポテンシャルを極限まで追求した、より実験性の高い表現。伝統を重んじつつも、柔軟かつ革新的な音楽の枠に収まらない独自のパフォーマンスが、高く評価される。17歳、最年少で師範免状取得。その後、東京藝術大学音楽学部邦楽科卒業。ヨーロッパと日本の多くのフェスティバルに招聘され、演奏を行う他、異なるジャンルとのコラボレーション、作曲活動、多くのCD録音を行う。フィルハーモニー・ド・パリや、フランスの音楽院でアトリエ、レクチャーも行う。
オフィシャルサイト:fumiehihara.com

 

文化庁「ARTS for the future! 2」補助対象事業
第11回「松戸クリスマス音楽祭」参加コンサート(松戸公演)
主催・制作:サクソフォン×邦楽器×現代音楽実行委員会

 

 

『距離と感触 サクソフオンと箏のコンサート』にご来場のお客様へのお願い
本公演は新型コロナウイルス感染拡大予防対策を徹底し実施致します。ご来場のお客様におかれましては、以下の注意事項にご留意下さいますよう、お願い申し上げます。

■以下のお客様につきましては、ご来館をお控えいただきますようお願いいたします
・体調がすぐれないお客様(体調不良の症状例:咳、呼吸困難、全身倦怠感、咽頭痛、鼻
汁、鼻閉、味覚・嗅覚障害、目の痛み、結膜の充血、頭痛、関節・筋肉痛、下痢、吐き気、嘔吐)
・37.5度以上の発熱や咳などの症状があるお客様 ・過去2週間以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国、地域への訪問歴及び当該在住者との濃厚接触があるお客様
・同居家族や職場、学校など身近に新型コロナウイルス感染症の感染者もしくは感染の可能性のある方がいらっしゃるお客様

■ご来場時のお願い
・こまめな手洗い及び消毒へのご協力をお願い致します。ホール内各所に消毒液を設置しておりますのでご利用下さい。
・施設内では原則としてマスクの着用をお願い致します。
・水分補給時などでマスクを外している時は、飛沫が飛ばないよう会話はお控え下さい。会話する際はマスクを着用して下さい。
・館内エレベーターの定員が減員されておりますので、定員厳守にご協力お願い致します。
・ご鑑賞中に体調がすぐれないとお見受けするお客様がいらっしゃった場合、スタッフがお声がけさせて頂きます。
・お子様と来館される場合、目の届く範囲で行動を見守り下さい。
・ご高齢の方等と来館される場合、上記事項について、同行の方の見守り、助言、補助をお願いします。・未就学児のお子様はご入場できません
・やむを得ない事情により、公演が中止・変更、曲目も変更になる場合がございます

 

お問い合わせ
公演に関するお問い合わせは、サクソフォン×邦楽器×現代音楽実行委員会
050-5867-5940(saxkoto(a)m-oishi.com)までお願い致します

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サクソフォンと邦楽器のための作品を委嘱初演するプロジェクト

過去の公演

#1 サクソフォン × 三味線

 

 

2019 年 3 月 13 日(水) 18:30開場/19:00開演
近江楽堂

出演
大石将紀(サクソフォン) Masanori Oishi (Saxophone)
本條秀慈郎(三味線) Hidejiro Honjo (Shamisen)

プログラム
細川俊夫《スペル・ソング —呪文のうたー》(2015)
Toshio Hosokawa:Spell Song

高橋悠治《残り火》(2010)
Yuji Takahashi:Embers

細川俊夫《線Ⅲ》(1988/91)
Toshio Hosokawa:Sen Ⅲ

トーク:大石将紀 & 本條秀慈郎
Talk:Masanori Oishi & Hidejiro Honjo

アレックス・ナント《4つの小品》(2018)
大石将紀、本條秀慈郎共同委嘱
Alex Nante:Quatre pieces

アンダース・トルグンルート《震える白のなかで》(2018/2019)
大石将紀委嘱 世界初演
Anders Torgunrud:In Trembling White

坂田直樹《黄と金の距離》(2018)
大石将紀委嘱 世界初演
Naoki Sakata:Distance between yellow and gold

 

主催:サクソフォン×邦楽器×現代音楽実行委員会
助成:公益財団法人野村財団
コンサートマネジメント:オカムラ&カンパニー

 

 

#2 サクソフォン × 箏、和太鼓

 

 

2019年12月11日(水)18:30開場/19:00開演
品川区立五反田文化センター音楽ホール

出演
大石将紀(サクソフォン) Masanori Oishi (saxophone)
日原史絵(箏) Fumie Hihara (Koto)
辻勝(和太鼓) Masaru Tsuji (Wadaiko)

プログラム
入野義朗《アルトサキソフォンと箏の協奏的二重奏》(1969/79)
Yoshiro Irino:Duo concertante for Alto Saxophone and Koto

八橋検校《乱論舌》(作曲年不明)
Kengyo Yatsuhashi:Midare

ジュリアン・マロセナ《距離と感触》(2019)
大石将紀委嘱 世界初演

Julien Malaussena:De distance et toucher (Commissioned by M. Oishi / World premiere)

小出稚子《骨》(2019)
大石将紀委嘱 世界初演
Noriko Koide:Bone (Commissioned by M. Oishi / World premiere)

和太鼓独奏
Percussion solo

杉山洋一《Jeux  Ⅲ》(2019)
大石将紀委嘱 世界初演
Yoichi Sugiyama:Jeux Ⅲ (Commissioned by M. Oishi / World premiere)

池辺晋一郎《葦と皮で何ができる?》(2019)
大石将紀委嘱 世界初演
Shinichiro Ikebe:What can be done with Reed and Leather ?
(Commissioned by M. Oishi / World premiere)

 

 

主催:サクソフォン×邦楽器×現代音楽実行委員会
助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京 野村財団
協力:宮本卯之助商店
コンサートマネジメント:オカムラ&カンパニー

大石作品委嘱助成(個人):公益財団法人野村財団

 

 

 

 

#3 サクソフォン × 笙

 

 

2021 年 3 月 19 日(金) 18:20開場/19:00開演
ムジカーザ(東京都渋谷区西原3-33-1)

出演
大石将紀(サクソフォン) Masanori Oishi (saxophone)
宮田まゆみ(笙) Mayumi Miyata (Sho)

プログラム
クロード・ドビュッシー《シランクス》(1913)
Claude Debussy : Syrinx

サルヴァトーレ・シャリーノ《歓喜の歌》(1985)
Salvatore Sciarrino : Canzona di ringraziamento

雅楽古典《雙調調子》
Soujou no chousi

トーク/大石将紀×宮田まゆみ
Talk:M. Oishi & M.Mayumi

武満徹《ディスタンス》(1972/90)
Toru Takemitsu : Distance

フランシスコ・アルヴァラド《shax》(2021)
大石将紀委嘱 世界初演
Francisco Alvarado:shax for shō and Saxophone
(Commissioned by M. Oishi / World premiere)

細川俊夫《笙とサクソフォーンのための「明暗」》(2020/21)
大石将紀委嘱 世界初演
Toshio Hosokawa:”Mei-an” for shō and Saxophone -Light and Darkness-
(Commissioned by M. Oishi / World premiere)

主催:サクソフォン×邦楽器×現代音楽実行委員会
助成:野村財団
協賛:野中貿易株式会社
コンサートマネジメント:オーパス・ワン