川純の歌謡曲「蛹化の女」をもとにした舞踏、J.S.BACH、即興音楽、映像の融合作品。保坂一平は今回が日本での初舞台。2007年パリで発表されたこの「蛹化の女」は保坂の初ソロ作品になり、巨匠ピナ・バウシュの自らの招待により2008年11月、ドイツ、エッセンにおける彼女のフェスティバルでの公演が決定している。




 れはあなたを思い過ぎて変わり果てた私の姿‥‥

 あまりにも誰かを思い過ぎて虫になった女、何故人はそこまで誰かを思うのか。

 哀しくて美しくて時に滑稽な人間の思い。

戸川純の歌謡曲"蛹化の女"にインスパイアされ、人を思い焦がれるというシンプルで普遍的な人間の感情に興味をもち、この一人舞台を作った。

 日常生活から切り離された舞台という空間の中で観客と一緒にその様な"思い"を共有する。

舞台とは私にとって見せ物を見せる場所であると同時に、神聖な祭礼のようなものが行われる場所でもある。

 無限の中のこの一瞬を切なく思うノスタルジーをもって、ライブパフォーマンスという生き物を観客と創り上げていく。


                  保坂一平




「蛹化の女」femme insecte


  

出演      保坂一平(舞踏)

        大石将紀(サクソフォン)


演出・振り付け 保坂一平

美術監修    田中未央子

映像      KoS

                                     他 




東京公演


2008年7月10日(木)11日(金)19:30開演 

門仲天井ホール(門前仲町)

「東京の夏音楽祭」参加公演


本公演は発売予定枚数を

完売いたしました。

当日券販売の予定もございません。

たくさんのお問い合わせありがとうございました。


お問い合わせ 

masanoriois@gmail.com






ドイツ公演


2008年11月24日(月) 

ドイツ・エッセン

ピナ・バウシュ タンツフェスタ2008

に出演

保坂一平


1977年モード留学の為に渡仏。1999年エスモードパリ校卒業後、舞台衣装/アクセサリー等の制作に関わり、フレンチシンガー、Brigitte Fontaineの衣装を手がけるなど活躍。平行して2003年より舞踏家、有科珠々に師事しカンパニーNUBAの舞踏ダンサーとしちえフランス国内、国外にて多数の公演に参加。次第に舞台パフォーマンスに重点を置くようになる。2004年に即興舞踏、即興音楽を中心とした実験的アートグループ “YAMATONATTO”を立ち上げ、3年間にわたり公演制作/出演に携わりパリを中心に活動する。その他、後藤英のニューメディアプロジェクトへの参加、短編映画出演、パリ市での路上パフォーマンス等多岐にわたって活動する。2007年には自身初のソロパフォーマンスになるFemme Insecteを制作。2008年にはパリでの再演、日本、ドイツでの上演が決まっている。




大石将紀 web site


1999年東京芸術大学卒業。2001年同大学学院修士課程修了。同年9月渡仏し、パリ国立高等音楽院に入学。2002年から2004年まで文化庁派遣芸術家海外研修員として研鑽を積む。2004年アムステルダム音楽院に短期留学。2005年6月にパリ音楽院サクソフォン科、室内楽科を、2006年には即興演奏科を全て最優秀の成績で卒業。さらに同音楽院第3課程室内楽科に進み2007年に修了。在学中にフランス国内のコンクールで入賞。フランス、日本を始めヨーロッパ、アフリカ、アジアの各地で演奏活動をする。2008年3月に日本に帰国。東京オペラシティ財団主催「B→C  100」に出演し、その批評が朝日新聞紙上などに掲載され高い評価を得た。即興演奏ではポンピドゥーセンター、ルーブル美術館などのプロジェクトに参加。また在仏中に舞踏と即興音楽のグループ「YAMATONATTO」に在籍しパリを中心に公演、好評を得た。